お餅、おいしかったね!
今年は、つばめ組のお父さんにご協力いただき、恒例の杉の子餅つき会を行いました。みんなの前で、先生達も張り切って杵をおろします。仕上げは年長さん。年少さん、年中さん、年長さんは、つきたてのお餅を肉うどんに入れておいしくいただきました。すずめ組とひばり組のお友達は、お餅になる前のおふかしをいただきました。
餅つきの前の日のことです。5歳のお友達から「明日のお米、水にいれた?」と聞かれました。もち米は一晩水につけることを知ってるなんて、びっくりです。
お節料理や門松には、昔から無病息災や家内安全、大願成就等の願いが込められています。忙しい昨今だからこそ、年越しやお正月の“我が家の習わし”等、大切に伝えていきたいですね。
ご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。調理員の皆様、ごちそうさまでした。
鮭の赤ちゃんが生まれたよ
昨年12月、年長組の子ども達は「ジオパーク体験」で箕輪の採捕場と丸池様に行ってきました。
箕輪の孵化場では、遡上してくる鮭の様子や採卵の様子をみせていただきました。組合長さんから9キロもある鮭を持たせてもらった子ども達は、大人の鮭の大きさや重さを直に感じていました。
鮭は、オホーツク海からベーリング海にわたり、太平洋を回遊しながら大きく育ちます。「4年後、生まれた川に戻ってくるのはなぜだろう」・・・この度の体験をとおして、子ども達の「?(ハテナ)」も大きくふくらんでいくことでしょう。
丸池様のエメラルドグリーン
丸池様では、鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の先生から丸池様の水の色や水温の秘密をお聞きし、遊佐町の自然のすばらしさを皮膚感覚で感じていました。
鮭の卵をいただく
その後、子ども達と一緒に鮭の赤ちゃんを育てたいという担任の願いが届き、箕輪の孵化場の組合長さんから鮭の卵をいただくことになりました。鮭の赤ちゃんは、しばらくの間暗いところで飼育していなければなりません。先生達はさっそく段ボールで水槽をおおう大きな箱を作りました。
1月6日、鮭の赤ちゃんがやって来ました。ごろごろ石を敷き詰めた水槽は、準備オッケー。
卵を入れてもらい、子ども達は、組合長さんから、孵化やえさやりについてお話をお聞きしました。静かに静かに、子ども達は、卵からかえる日を心待ちにそっと水槽の窓をのぞいてきました。
16日の朝、「鮭の赤ちゃん、生まれているよ」と、子ども達が嬉しそうに教えてくれました。お腹にぐみの実のような栄養タンクをつけた赤ちゃんは、じっと石の間に身を潜めています。
こんなに小さい赤ちゃんが、4年後には1メートにもなって帰ってくるんだね。3月下旬、みんなで月光川に放しに行こうね。年長さん達の巣立ちの日もあと少し。「鮭のように大きくなあれ」と、願う気持ちが膨らみます。