地域が大好きって思える子どもを育てたいですね
令和7年の3学期は、吹浦田楽保存会の皆様によるお頭舞いで始まりました。「本日舞ってくださるのは、鳥海山にいらっしゃる神様のお使いの女獅子です」というお話に「お頭様には、なぜ男の子と女の子がいるのですか?」「お頭舞いは、どのようにして生まれたんですか?」と、子ども達は興味津々。なかなかの難問に、吹浦田楽保存会員の事務長もすぐには答えられず、「今度調べてみます」と返答。持ち帰りの宿題となりました。
大きくなったら、ぼくもやってみたい!
「大きくなったら僕も獅子舞をやってみたい!」「わたしも!」の声には、遊佐町の伝統を担う頼もしい若者の姿を見る思いがしました。お頭舞の後は、「病気にならないように」「けがをしないように」「賢くなるように」との願いをこめて、年長さん一人一人、神妙な面持ちで頭を噛んでいただきました。
吹浦田楽保存会の皆様ありがとうございました。
鮭の赤ちゃん、大きくなあれ!
今年も、箕輪孵化場の組合長さんが鮭の卵を持ってきてくださいました。
ジオパークに認定されている遊佐町に住む子ども達だからこそ、鳥海山がもたらす自然の恵みや、海・山・川と共に育んできた歴史や風土を肌感覚で感じる体験活動を大切にしたいと思います。鮭の孵化に始まって、稚魚への餌やり、月光川への放流と、一連の飼育体験は、子ども達の感性をどんなに豊かに育むことでしょう。
今年も、担任をサポートしながら、教頭と事務長が大きな水槽を準備し、鳥海山の湧水をたっぷり組み入れてくれれました。
子ども達の優しくたくましい育ちを願い、さまざまな体験にチャレンジしたいと思います。
今年も、どうぞよろろしくお願いいたします。